マイクロスコープについて
2018.07.22(日)
こんにちは、松本デンタルオフィスです。
久々の更新になりましたが、またブログを更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします!
今回は松本デンタルオフィスがこだわっている“やり直しの少ない治療”というお話ですが・・・
みなさん『マイクロスコープ』はご存知ですか?
マイクロスコープとは歯科用顕微鏡のことで、肉眼の最大20倍の視野で治療することが可能です。
こんな感じでお口の中を顕微鏡で覗いて治療をしています。
このマイクロスコープを使って見てみると・・・
これは古い銀歯を外し、マイクロスコープで覗いた写真です。
銀歯が入っていた部分が黒くなっているのがわかりますか?
保険適用で入れた銀の詰め物は、年月が経つにつれ、歯と接着するためのセメントが劣化し、多くの場合二次的な虫歯になってしまいます。
こういった虫歯をマイクロスコープを覗きながら丁寧に取り除いていきます。
当院では、保険外診療の場合、ハイブリッドインレーと言われるセラミック(陶器)の粒子とレジン(プラスチック)を混ぜたもので作られた詰め物と、オールセラミックインレーという全てセラミックで出来た詰め物の2種類を選択して頂けます。
保険の銀の詰め物に比べると、どちらも歯に接着するセメントで付けるため、二次虫歯になりにくいというメリットがあります。
症状はないけれど、マイクロスコープで覗くと隙間があったり虫歯になっていたりする場合も多くあります。
当院では、レントゲンやマイクロスコープを使い、患者様自身の目でわかるようにご説明をし、やり直しがない治療を行っております。
次回は虫歯になってしまった際の、治療方法についてもう少し詳しくお伝えしたいと思います!